今回の日記、かなりエグイ表現を含んでいます
苦手な方はそっとスルーしてください
いや、エグイ表現なんて含んでないですよ、本当は
うちのばーちゃんは本当に田舎の人なので、一日5回のお茶タイムがあります
起床後すぐ・10時・3時・夕飯前・寝る前
一日中お腹はチャポチャポです
ついでに、お茶だけでなくお菓子や漬物も出るので、常に満腹です
(これで太らないばーちゃんはすごいと思います)
今話題の賞味期限なんてばーちゃんはマルッと無視
匂いを嗅いで賞味期限を自分で決めます
そのばーちゃんの賞味期限にはたまにハズレがあって…
被害に遭うのは子供や孫たちばかり
同じものを食べたばーちゃんは超元気
ばーちゃんの胃は鉄で出来ていると(主に孫達に)噂されています
そんなばーちゃんちの冷蔵庫は正にパンドラの箱です
何年か前、そんなパンドラの箱を開けてしまった時のこと
冷蔵庫を開けると、最近ではすっかり見かけなくなったスチール缶の烏龍茶を発見しました
夏のことだったので、よく冷えたそれはとても魅力的なモノに見えました
「ばーちゃん、これ飲んでいい?」
「いいよー…あ、でも…(ゴニョゴニョ)」
笑顔のばーちゃんでしたが、最後の言葉が上手く聞き取れませんでした
(今思えば、聞きなおしておけば良かった)
プルタブを開け、一気飲み
が、喉の奥に入って行かず、盛大に噴出してしまいました
口いっぱいに広がる錆の味に咽つつ
グラスに注いで驚いた
ありえない程に
真っ黒
「ばーちゃん!!これいつ買ったの!?」
「さぁ?昔、あんたが持ってきたのでしょー」
「昔って……いつなの?」
ばーちゃんがクルリと缶をひっくり返し、そこで衝撃のものを目にした
缶底の(製造年月日だか賞味期限だか知らないけど)日付は今からおよそ10年前の数字
「あんた凄いねぇ、こんなモン飲むなんて」
「いや、全部吹いちゃったし。つーか、こんなモンが入ってる冷蔵庫のほうが凄いよ」
「これからはちゃんと匂いを嗅いでからにしなさいよー」
「うん、そうだね。わかった」
なんて会話をしたんですが、よくよく考えると
いつのモノか分からない物をいつまでも取っておかないでよ!
捨てようよ!
PR